Ubuntu 20.04LTSを使っていましたが、Neovimの新しいバージョンがどうしてもコンパイルできないので、アップグレードしました。そのときの、手順と発生したトラブルの解決方法をメモしときます。
アップグレード
アップデートですが、以下のコマンドでアップグレードできました。
$ sudo apt update
$ sudo apt upgrade
$ sudo apt full-upgrade
$ sudo apt autoremove -y
$ sudo apt autoclean -y
$ sudo reboot
$ sudo do-release-upgrade
ディストリビューションをアップグレードするには、すべてのパッケージをアップグレードする必要があるみたいです。sudo apt upgradeでアップグレードできなかったパッケージがあったのでsudo apt full-upgradeで強制的にアップグレードしました。
GPUドライバの再インストール
アップグレードするど、NVIDIAのGPUドライバまわりがおかしくなって、マイクラでこれまで60FPS出てたのが、10FPSくらいしか出なくなったり、blenderが起動できなくなったので、ドライバを再インストールしました。
$ sudo apt remove nvidia-driver-*
$ sudo apt autoremove
$ sudo reboot
でアンインストールして再起動後、additional driversからnvidia-driver-515をインストールしました。nvidia-drivers-520-openを最初にインストールしたのですが、バグだらけだったので、nvidia-driver-515にしました。
Poetryが動かない
ディストロをアップグレードすると、poetryが動かなくなりました。
libssl.so.1.1: cannot open shared object file: No such file or directory
libssl.so.1.1がないと怒られます。https://kledgeb.blogspot.com/2021/10/ubuntu-2204-3-openssl-30.htmlによると、Ubuntu 22.04LTSでopenssl 1.1が排除されたみたいです。pythonがopenssl 1.1に依存しているのが原因なので、openssl 1.1が排除された環境でPython をビルドすれば解決します。pyenvでpythonをインストールしていたので、pyenv uninstallしてからpyenv installすると解決しました。
コメント